バビロン

平凡な毎日や日常に飽きて退屈ではありませんか?

毎日同じ仕事、会社に行っては”こなれた仕事”を繰り返す、日々のルーティンの繰り返し。

自分の知っている世界の中だけで暮らしていていると、気づいたらとんでもなく世界が窮屈に感じますよね

…映画で”ぶっ飛ぶ”経験してみたいと思いませんか?

超刺激的な時代の”とある業種”で、刺激に満ちたアドレナリン溢れる日々を追体験できたら良いと思いませんか?

そんな「あなた」には是非、映画「バビロン」をオススメします!

私はこの映画を見て、スクリーンから、そして”スピーカー”から伝わる圧倒的な熱量で意識がぶっ飛ばされそうになりました

血がたぎる感覚というか、興奮で体が震えるような体験

189分の長尺も一瞬に感じられるくらい、完全にハイになってしまってました

この映画を見れば、あなたも目が覚めるような衝撃と共に、世界の閉塞感から開放され、まだまだ自分は熱くなれると感じさせてくれるでしょう

では感想をご紹介します!

作品について

バビロン」

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。チャゼル監督がオリジナル脚本を手がけ、ゴージャスでクレイジーな映画業界で夢をかなえようとする男女の運命を描く。 夢を抱いてハリウッドへやって来た青年マニーと、彼と意気投合した新進女優ネリー。サイレント映画で業界を牽引してきた大物ジャックとの出会いにより、彼らの運命は大きく動き出す。恐れ知らずで美しいネリーは多くの人々を魅了し、スターの階段を駆け上がっていく。やがて、トーキー映画の革命の波が業界に押し寄せ……。

2022年製作/189分/R15+/アメリカ
原題:Babylon
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2023年2月10日

映画.com

音楽のエネルギー

最も心に響くエネルギーを感じさせてくれたのは音楽。

「ラ・ラ・ランド」に続き、今回もジャスティン・ハーウィッツが音楽を担当。

冒頭のパーティーシーンでかかる”welcome”の破壊力たるや、、

怪しげな雰囲気で引き込まれて行ったと思ったら最後、気づいたら酒池肉林の大パーティーでしっちゃかめっちゃか。

映像で映し出される大混乱のパーティーシーンをまさに体現するように、あちこちでとんでもないことが起こりまくりながらも全員でぶち上がっていくようなその音楽で、とにかくどんどんテンションが加速していく

つまり冒頭からいきなりぶっ飛ばしてくれるわけです

きらびやかで刹那的な画力

そしてシーンの画力が素晴らしい

ゴールド&レッドが印象的な色調は、輝かしいほどにきらめいていて、本能的に興奮させられるようなパワーがある

かと思えば、ふと刹那的な儚い美しさが顔を見せたりもする

特に冒頭の酒池肉林のパーティーシーンから飛び出た時の朝焼け

今だけの、今だからこそ、この瞬間、あなたと私にしか見えないと感じさせてくれるような、このシーンは本当に素晴らしかった

今でも脳裏に焼き付いて離れない

本能的な興奮と多幸感

総評としては、加速しながらドライブしていく多幸感がすごく感じられる作品

好奇心の赴くまま、陶酔状態で世界の奥へと深くまで、もう戻れない程に深く入り込んでいく感覚

周りなんて見ていられない。止まらないんだアドレナリンが

鮮やかできらびやかな色彩とむき出しの欲望が本能的に脳を興奮させる映画

そして、その感情は音楽という装置で脳内に刻まれ、再生ボタンひとつでまたあの時のきらめきが脳内でまた再生される

映画を見たあとにだからこそ効力のある音楽の効能

合法でぶち上げてくれる最高の体験をあなたも是非

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