ベイビーわるきゅーれ

映画レビュー

スカッとする映画が見たいけど、爽やかすぎる映画だと退屈だし…

なんか良いの無いかなぁ?

部長
部長

それなら「ベイビーわるきゅーれ」がオススメだよ!

スカッとする映画を探しているんだけど、爽やかすぎて薄味すぎるのも嫌だなぁと思うことってありますよね?

そんなときは「ベイビーわるきゅーれ」がオススメです!

正直私もジャケだけ見て、「所詮ヤワなアイドル映画でしょw」なんて舐めたことを考えてましたw

実際に鑑賞して開始5分で全て間違っていたと気付かされました。

過去に戻れたら、今作を舐めていた自分をビンタしてやりたいです。

なぜなら、今作は最高のカタルシスをもたらしながら、登場人物のキャラがぶっ刺さりにぶっ刺さる、エッジがギンギンに効いた「最強のバディ・アクションムービー」だったからです

鑑賞後はスカッとどころか、多幸感と興奮でよくわからないくらいテンションが上がり、

ひたすら断片的にシーンを思い返しては幸せな気分になることを繰り返してしまう程、素晴らしい余韻をくれる一本になるでしょう

そんな素晴らしい「ベイビーわるきゅーれ」を今回はご紹介いたします!

作品全体の印象

マジでクソ最高なバディ青春映画
人はガンガン殺すけど、そこに弾け飛んでいる血しぶきさえキラめいて見えるよう。笑

主人公2人のやりとりや関係性にとにかくアガる⤴

多幸感に満ち溢れた作品

とにかく存在感がすごい

マジで主人公2人の存在感が素晴らしい

気だるいテンションでだらだらと交わす会話のディティールが無駄に細かくて(良い意味で)

もはや演技がどうとかの次元では無く、「そこに存在してる感」が半端じゃ無い。

とにかく「二人の会話のやり取りを延々と見ていたい!」と思って仕方がなかったです

どこか人ごととは思えない

怠惰で品は無いし、教養もなければ、社会適正も無い。
もしかしたら見ていて不快になる人もいるかも知れない。

それでも

アイデンティティとか大人になる責任とか、色々ぶつかりながらも“捨てきれない大切な価値観“みたいなものも顔を出してきて矛盾して…コミュケーションも不器用でって、そんな人間の事“好きにならない訳ない“じゃんよ!
二人の日常が尊すぎて、羨ましくも感じる。
こんな友達いたらマジで良いよな
「ちさともまひろも、お前ら最高だよマジで一生仲良く生きていけよ!」と、思わず声をかけたくなるほどです

快活なノリに全振り!

殺し屋の話になってはいるけど
映画全体のトーンとして、青春ムービーに振り切っていて
殺しの是非に関して葛藤する事やシリアスなモードに入る事は一切無いから、登場人物のモラル感がノイズになる事も無い
グロ描写も無いし、明るく笑って見れる快活な作品

キレキレのアクション

ガチスタントマンの伊澤彩織の格闘シーンがクソかっこいい
小柄だからこそ小回りの効いたテンポ感の気持ち良い殺陣シーンが最高
普段気だるい感じのキャラだから余計にギャップが出ていて本当にかっこよかった

他にも、魅力が止まらない

銃の持ち方、撃ち方とかもかっこ良かったし、
ヤクザにカチコミ行く前の会話のシーンとかも見ていて笑顔止まんなかったなぁ
悪役のしょーもないヤクザ家族もバカで最高に良い味出してたなぁ

とにかく思い返すだけでニコニコになれるようなシーンのてんこ盛りでした

またあいつらに会いに会いたいと思えるような最高の映画です

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